こんにちは、スリーピィです。
日本語で「~できた」とか「~できた?」っていう言葉がありますよね。
例えば、英語で「よく眠れた?」とかって聞きたいとき・・・どういう文章になると思いますか?

can「できる」の過去形はcouldだから“Could you sleep well?”になるのかな?

それは「よく眠っていただけますか?」という意味になるよ・・・。

え~、そうなの・・・。
couldの使い方ってよくわからなくないですか?!!?!
ということで、今回は could についての勉強記事になります。
「~できた」でcouldを使わない
could は基本的には未来の可能性を表す仮定法や、丁寧なお願いの前置きとしての使い方のほうが多いです。
couldで過去を表す場合に例えば、
「彼は昨日寝返りができた。(でも今日はできない・・・。)」
という意味になってしまいます。
過去はできたけど、「今はできない」というニュアンスを含むので注意が必要です。

「昨日は初めて寝返りができた!」といった方が自然な英語で表現しやすいよね。
こんな感じです。↓
(彼は昨日初めて寝返りをした。)
もう少し具体的な表現だと
(彼は昨日寝返りを覚えた。)
「よく眠れた~?」「よく休めた?」とかって聞くときもシンプルに
(よく眠った?)
(よく休んだ?)
となります。
そのほかにも、

I did it!
(できた!)

You did it!
(よくできたね!)
などなど。
「~できた?」というニュアンスを含めたい場合には
Were you able to~?を使います。
(よく休めた?)
(昨日の夜はよく休めた。)
「~できなかった」でcouldn’tは使える
でも、「~できなかった」っていう表現の場合には普通にcouldn’t(can notの過去形)が使えます。
(彼は昨日寝返りできなかった。)
(私は昨日の夜、よく眠れなかった。)
couldの使い方はいろいろ
ではcouldはどのような場面で使うのが一般的なのか具体例をみてみましょう。
ただ、couldを使う場面はあまりにも多く用途もさまざまなので簡単なものだけ・・・。
何かをお願いするとき
Could you pass me the salt?
(塩を取っていただけますか?)
Could I ask you a question?
(質問してもいいですか?)
「~かもしれない」ってとき
That could be.
(そうかもしれない。)
Could be.
(かもね。)
What he said could be true.
(彼の言ったことはホントかもしれない。)
ゆるめの提案
You could try using a PC.
(パソコンを使ってみてもいいんじゃないかな?)
We could try that new French restaurant.
(あの新しいフレンチのお店とかいいんじゃないかな?)

このほかにも、couldの使い方いっぱいあります!
まとめ
いかがでしたでしょうか?
日本では、couldをcanの過去形と教えられるのでついつい「~できた」というような使い方をしてしまいがちです。だけど、実はそれ以外の使い方で活躍することが圧倒的に多いcould。

couldを使いこなせるようになると話せる言葉も一気に増えそう。
わたしもまだまだ勉強中です!!